建築費のめやす、坪単価(つぼたんか)。
建物の面積に坪単価をかけると
おおよその建築費がわかるという便利なものですが
いろいろ問題が多くて、今ではその役割が機能しなくなってます。
そもそも、坪単価とは、
お肉なら価格を重さで割って計算します。(100グラムあたりいくら)
建物だと価格を面積で割って計算するんです。(1坪あたりいくら)
●理由1 時代の流れ
100グラムいくら、
どの家も、外壁、屋根、建具も同じ物を使い、
畳敷きでカマドがあって・・・という時代なら
坪単価は工事費の目安になったでしょうけど
今の住まいは多種多様。
間取りでさえ一言で説明するのは難しいほど
違いがあります。
吹き抜け、バルコニー、屋根裏収納
2階にも部屋があったりなかったり
構造だって屋根の材料だって違う
キッチンやお風呂もバリエーションが豊富
防犯、体に優しい素材
とにかく選択肢が多くて複雑。
昔の建物に比べるとバリエーションが豊富すぎて
高いのか安いのか比較するのが難しくなりました。
●理由2 計算方法のあいまいさ
間取りが同じなら大丈夫か?といっても
そうでもない。
比較できるように価格も面積も揃えるのは至難の業
しかも坪単価の計算方法は決まりがないので
自社に都合のいい基準で計算しても
かまわないことになってます。
ある会社は、お客さんがあとから困らないよう
必要そうなものを最初から含めて案内する。
他の会社は、敷地条件によって左右される部分もあるから
より正確な比較をするために不確定なものは
費用からはずすべきだという。
それぞれ正しいように思うが、
全く同じ建物を、同じ仕様と単価で計算したとしても
前者は坪単価が高くなり、後者は安く見せることができる。
●理由3 面積あたり
●では、どうしたらいいのか
ただ、何かをはずしたからといって
最終的に費用がかかるのは事実
総額がどうかというので検討するほうが
まだ信用できそうだ。
工事がはじまってから巨大なオプション金額が
発生すればこれままたアテにできないものになってしまうが。
