窓の断熱
「よしず」をご存知ですか?
日本で古くから使われてきたもので、
夏の強い日差しをさえぎりながら
風を通すことができるという非常に優れた道具です。
窓まわりの装備で日射を防ぐアイテムはいろいろありますが、
この「よしず」は、日本の気候の中で培われ根付いたものです。
今回はよしずの性能を検証しながら窓まわりの断熱対策に
有効なものは何かについて考えてみたいと思います。
日差しをさえぎる力
日差しをさえぎる道具がそれぞれ
どのくらいの性能を持つのかを比較してみます。
太陽輻射熱を100%としたときの遮熱力は
| よしず |
80% |
| 障子 |
60% |
| ブラインド |
55% |
| カーテン |
45% |
| ペアガラス |
20% |
となります。
よしずには、太陽の輻射熱の80%をさえぎる力があり、カーテンの2倍近い性能です。
外部で日差しを防ぐことが、太陽の日差し対策にいかに有効かがわかります。
よしず効果のある断熱対策
外部で日差しをさえぎるものには同等の効果を期待できます。
よしずのほかの選択肢をあげてみると。
外付けブラインド、シェード、オーニング、通風タイプの雨戸
などがあります。
いずれも外部で日差しを遮蔽し、窓に影を落とす。
よしず効果があるもの。
外付けブラインドは、まだ日本の住宅には普及していませんが、
環境先進国であるドイツ製のスタイリッシュなものが日本でも
手に入るようになりました。
もう一つの断熱対策
外部で日差しをさえぎり、影を落とす。
考え方は単純です。いくらでも応用がききそうですが、
その一つをご紹介いたします。
その道具は、ゴーヤネットです。
ゴーヤというのは食べられる、あのゴーヤで、
窓の前にネットを張り、そこにゴーヤを這わせるという方法。
それほど場所も必要ありません。
ゴーヤは水分を含んだ葉っぱで太陽の熱を防いでくれます。
室内から見ても緑を楽しむことができますし
葉の間からもれる日差しはとても優しい。
もちろん実れば自然の恵みをいただくことができます。
季節を楽しむ、成長を見守る省エネ対策。
自然の力で自然の力をコントロールする
というのも面白いと思いませんか?
