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HOME  >  住宅設計ノート  >  環境と断熱のはなし  >  高断熱化の歴史から考えるダンネツ

断熱

高断熱化の歴史から考えるダンネツ

日本の高気密高断熱住宅のお手本となったのは、
カナダエネルギー省が開発したR2000住宅です。

カナダは北海道よりもずっと北にあります。
そういうところで開発された高気密高断熱住宅ですから
最初に北海道に導入されたのは納得のいく話です。

マイナス40度にもなる北海道や一部の地域をのぞくと、
日本は温暖な地域が大半を占めています。
温暖な日本の地域にそこまでの高気密高断熱住宅は
オーバースペックではないかという意見もあるようです。

寒い地域に適した高気密高断熱住宅

寒い地域の住宅なら、
せっかく暖めた空気を逃がさないのがいいでしょうね。

暖めた空気を逃がさないためには、
少しのスキマも徹底的につぶしたほうがいいですね。
窓もできるだけ小さいほうが熱を奪われないし
外の冷えた空気が入り込まないほうが有利です。

温暖地に適する遮熱型住宅

温暖な地域の住宅には、
太陽の熱をさえぎる住宅がいいでしょうね。

太陽の熱をさえぎるには
軒を深くして影をつくる。
風がよく通る窓をつくる。
部屋の空気があたたまっても抜けやすくしておく
湿度が高くなるとジメジメするので吸湿性のある素材を使って
いつでもサラッとしたお部屋にしておけたら快適ですよね。

生活環境を守る住まいとは

温暖地でも冬は寒いですし断熱性能は重要ですが、
ですが断熱性や気密性については省エネ基準や各種規制もありますし、
一般の方にも十分すぎるほど認知されています。

そういった当然の基本性能に加えて温暖地ならではの対策を付加することで、
さらに快適で環境にも優しい住まいをつくることができるのです。

地球温暖化現象が問題になっています。
この九州も平均気温が上昇していて、
そのスピードは自然上昇の範囲を大きく超えていますし
日本は亜熱帯化が進むと予想されているようです。

遮熱型の住宅は、自然の力を利用する住宅です。
人工的に押さえ込むのは簡単ですが、
自然と向き合い、その特性を理解して
うまく利用したほうが経済的だし、
地球温暖化対策としても有効なのではないでしょうか。

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